■知る効くマネーガイド8(2010年12月3日掲載)
リスク最小限を第一に
私の知人のAさんは、「住居費を払うなら、後々所有できるように。住宅ローンで無理をするのは避けたい」との思いから、中古住宅にターゲットを絞って受託探しを始めました。
Aさんの第一条件は、家賃と住宅ローンの負担が同程度であること。何件か下見した後、運良く築25年のリフォーム済み物件を購入することができました。
家賃と住宅ローンの負担が同程度であることで、住宅ローンの返済リスクを最小限に抑えるだけでなく、固定資産税やメンテナンス費用、繰上げ返済についても従来からの住宅積立金を充てることができます。さらに計画的に繰上げ返済することで、将来建て替えや住み替えも可能になります。
・家賃並みで無理せず
・一部賃貸で資産形成