■知る効くマネーガイド9(2011年2月4日掲載)
借り入れ前に条件確認
中古住宅は物件によって築年数や土地の権利状況などが異なるだけに、購入時に住宅ローンを利用することができるのか気になるところ。
中古住宅を購入する際、築年数が古い物件は、「自己資金がある程度ないと住宅ローンを利用できないのでは」と心配する声をよく聞きます。住宅ローンを組む際、多くの金融機関がその対象となる土地と建物に抵当権を設定することから、中古住宅の担保力不足を懸念していることが理由かと思われます。
しかし実際は、中古住宅の市場価格はほとんどが実際の資産価値と大きく乖離するものではなく、担保力が不足しているから住宅ローンを利用できないといったケースは、実はそう多い訳ではありません。
・新築とは異なる要件
・リフォーム費も検討